10歳からできる!会社の後継者となる器を育てる指導とは?

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10歳からの後継者育成

会社の後継者となるためには、リーダーシップ力を磨くことが必須です。

そして、小中高生は、1日のうちの長い時間を学校で過ごすので、「学校にいる時間をどれだけ有意義な時間とすることができるか?」を大切なテーマとされている方、非常に多いと思います。

そこで、会社の後継者になりたいと志している教え子たちには、学校の中で、将来、会社を継いだ時にできる何十歳も年上の部下に対して、息をするかのように自然体で応援する訓練を積んでもらうようにしています。

リーダーシップ力を発揮する心構え

学校での授業は、美術や体育もありますが、大部分は勉強の時間だと思います。

そこで、「勉強ができる」ということを活用して、リーダーシップ力を発揮する練習を積むのが、一番取っ付きやすい方法だと思います。

目指すべき目標・応援する仲間

大切な心構えとして、「勉強は、周りの友達(仲間)を応援するために行うもの」です。

自分の学力より高い人が、目指すべき目標の“先生・師匠”です。また、自分の学力より低い人が、応援する対象の“仲間”です。

自分の学力が高くなるに連れて、どんどん応援する対象が増えて行きます。

努力を続ければ、やがて、学年1位になったり、学校の先生を超えたりすると思いますが、その時も決して奢らずに、周りの友達や先生に対して応援することがとても大切です。

もしかしたら、お子さんが「なんでこんなことも分からないんだろう」とか、「ちゃんと説明してあげているのに」などと思うことがあるかもしれません。

そんな時は、お子さんが自分のことで一杯一杯になってしまっている証拠ですので、ぜひ、思い出させて頂きたいことがあります。

なぜ勉強を頑張ったのか?
それは、周りの仲間を応援するため。

  • なぜ分からないのか、その理由を一緒になって考える
  • 誰でも理解できるように、分かりやすい説明をするよう努力する

そうなれれば、周りの友達だけでなく、先生方からも感謝されるようになります。

自分のことで一杯一杯になるのではなく、周りの仲間をどれだけ応援できるのか。

これがリーダーシップ力を決めますので、忘れることなく、常に心掛けたいものです。

リーダーシップ力を磨く、具体的な指導内容

実践例1:Pearson College UWCに合格した教え子

彼女にはPearson College UWC留学前に、中2から3年間の指導を行いました。

指導当初の中2の時はそれ程でもありませんでしたが、中3では青森県の模試でダントツの1位を取るなど、学力面では非常に優秀になりました。

非常に学力優秀な小中学生なら実感あるかもしれませんが、彼女も「なんで自分はこんなレベルの低い学校にいるのだろう?」と、不貞腐れそうになった時期がありました。

そこで、

  1. 勉強とは、周りを応援するために行うものであること
  2. 教え方が下手と先生を非難する前に、先生の授業を助けてあげること

この2つを提案しました。

彼女は非常に賢い子ですので、すぐにその意図するところを理解して、すぐに実践しました。

例えば、授業中に先生が大切な説明を飛ばした場合、クラスの皆んなが授業を理解できないと察して、飛ばした箇所の説明が補完され、かつ、先生のプライドを傷付けないような質問を考えて、「センセ〜イ、分かりませ〜ん」と手を挙げて質問する。

これをずっとやっていました。中3から高2の留学するまでの3年間、ずっとです。

青森県立弘前高校に首席で合格する(入試得点480点/500点満点)と、勉強はもちろんですが、学校の部活(週6〜7で空手の練習)も、リーダーシップ力の発揮も、全てにおいてよく頑張りました。

文化祭でねぷたを作る時、彼女はクラスメイト40人全員に対して、1人1人の気持ちをしっかりと汲み、1人1人それぞれに対応を変えながらクラスをまとめあげ、立派に皆から慕われるリーダーとして手腕を発揮しました。

相手の気持ちを察する優しさ。リーダーシップを発揮する時も、試験で良い点数を取る時も、本当に大切なことです。

実践例2:会社の後継者になりたいと思っている教え子

「会社の後継者になりたい」と思っている教え子の指導は、20人ほどしてきました。

そして、ポイントは、同級生の応援をするだけでなくて、先生方の応援もすることです。

彼らは、将来、お父さんの会社を継ぎます。そして、継ぐ時には、何十歳も年上の部下ができることになります。

そこで、会社を継ぐ時に、何十歳も年上の方に対して自然体で応援ができるように、小学生や中学生のうちから、学校の先生を応援することを習慣付けるようにするのです。

学校の先生は、小学生や中学生と比べたら、何十歳も年上の方が多いので、将来、息をするかのように自然体で応援する訓練が積めるのです。

実践例1・2の共通点

同級生を応援することは当然として、学校の先生方に対しても応援すること、です。

なので、自分は先生方よりも賢いのだと思ったり、先生方を見下したりしているような、そんな低いレベルでは困るのです。

立派にリーダーシップを発揮したいと思うのであれば、まずは困っている人をどんどん応援するようにしてもらいたいものです。

もちろん、急には難しいと思いますので、心構えを変えるところからの指導を行います。

代表・大貫裕史プロフィール

人財育成の専門家。東京工業大学大学院にて天文学系と経営学系、2つの修士号を持つ。

  • 経営学系(大学院):飛び級で1年間での短期修了
  • 東工大(学部):ほぼ全科目1位飛び級の打診
  • 一橋大(学部):経営戦略論など全て最高評価A
  • 大学受験時:河合塾で数学全国1位(偏差値80)

・ハーバード大学の合格者平均よりも高い学力
・陸上でジュニアオリンピック出場
・芸術のコンクールで県最優秀賞
と、文武芸で結果を出す指導が評価されている。

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