後継者育成やボーディングスクール留学で役立つ発想とは？

僕は、新卒で経営コンサルの会社に入社し、入社した瞬間から、教育部門の責任者を任せられておりました。

そして、教育部門の責任者として、顧問先である経営者のお子さんを後継者として育成したり、あるいは、将来活躍できる人財となるよう育成しておりました。

今は、すでに独立しておりますが、指導を始めてからの13年間、変わらずに大切にしている事があります。

それは、「教え子たちを、子ども扱いしない」ということです。

例えば、教え子が小学6年生であっても、後継者となることを志しているなら、30代や40代で、部長やNo.2を目指している人よりも、ずっと高い視点を持ってもらえるよう指導するよう心掛けております。

ですので、学校の試験や受験のような学年が分かる話題が出た時に、「あ、そういえば、中学2年生だった」みたいに思い出すことが度々あります(笑)

後継者育成の場合は、教え子よりも30歳上の年代のお父様を超えて行くことを明確に意識しての指導ですので^^

ただ、いきなり、現経営者のお父様を超えるのは不可能ですので、その前のステップとして、学校の先生方を超えて行くことを設定しております。

学校の先生よりも高い精神年齢となり、
学校の先生に対して、応援する側に回る。

この意識さえ常に持ち続けることができれば、飛躍的に成長すること、間違いなしです。

発想として、
「学校は、学びに行く場所」と認識するのではなく、
「学校は、応援しに行く場所」と認識しましょう！
ということですね^^

また、この発想は、後継者育成の場合だけでなく、 ボーディングスクールへの留学を考えている場合にも役立ちます。

ボーディングスクールには、世界中から優秀なメンバーが集まりますが、それは、中学生なら中学生、高校生なら高校生のなかで優秀、というだけの話なので、「学校の先生を超えて行く」という発想で日常を過ごして力を付ければ、まず間違いなく、遅れを取ることはありません。

というより、むしろ、クラスメイトの皆から色々と相談され、気付けば、まとめ役になっていることでしょう。

・青森県立弘前高校首席合格
（入試得点 480点／500点満点）
・Pearson College UWC 合格
・IB（国際バカロレア）43点／45点満点
（世界トップ1%台）
・ニューヨーク大学アブダビ校入学
（New York University Abu Dhabi)
奨学金約2,000万円獲得

と、輝かしい成果を出し続けた教え子がおります。

Pearson College UWC（カナダのボーディングスクール）に合格した教え子の指導体験記

この教え子も、世界約80ヶ国から各国2名までという条件で選抜された、優秀なメンバーだけが集まるPearson College UWCで過ごしましたが、クラスの皆から、様々な相談をされ、気付けば、まとめ役となっていました。

学校は、
「学びに行く場所」ではなく、
「応援しに行く場所」です！

とても大切な発想ですので、常に意識して、過ごしてもらいたいですね^^

そして、「学校の先生を超えて行く」という発想で過ごせば、同級生同士で競うことになる学校の試験や入学試験では、自身の成績の優劣を気にすることがなくなります。

というのも、クラス1位や学年1位になることは当たり前のこととして、そんなことよりも、「どうやって周りを応援するか？」ということばかり考えるようになりますので。

とっとと自分のことは片付けて、クラスメイトに勉強を教えたり、相談に乗ったりする。先生に対しても応援する。

大切なことは、「とっとと自分のことは片付けて」のところです。

自分のことで一杯一杯ですと、周りを応援することはできませんし、「ついて行きたい」と思われることもありません。

後継者となるためには、「ついて行きたい」と思われる訓練を積むことが大切ですし、ボーディングスクールに留学する際にも、リーダーシップ力は評価項目というだけでなく、「皆から慕われて、立派にクラスをまとめあげる」という体験をしたのか否かで、留学中に得られる価値が何倍にも、何十倍にも変わりますので。

自分のことは、とっとと片付けて、友達や先生を応援する。こんなことが出来るようになったら、本当に素晴らしいと思いませんか？

彼女と同じようになりたい方、あるいは、更に超えて行きたい方は、まずは、個別面談で、じっくりとお話しましょう！

ちなみに、やる気さえあれば、現在の学力なんてどうでも良いです。