偏差値40台から70近くまで伸びた教え子の指導体験記

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  • 中2・9月 指導開始
  • 中2・1月 偏差値15.1伸びて、偏差値61.8になる
  • 中3・秋冬 偏差値68台、69台を連発
  • 高1・12月から全科目の総合で学年1桁を継続

よくある事例です^^

指導に至った経緯

この教え子は塾に通っていて、中2 4月 偏差値56.8 → 6月 偏差値49.1 → 8月 偏差値46.7 という成績の変化をしていました。

偏差値

4月から8月で偏差値が10も下がり、このままではマズイということで、中2の9月に指導依頼がありました。

中2・9月 指導開始

この教え子は、家で全く勉強していなかったわけではなくて、塾から出された宿題をちゃんとこなしていました。

ただ、塾の授業に付いていくことが出来ていなかったので、「習っている内容があまり理解できていない状態で、長い時間をかけて、なんとか宿題をこなしている」という感じでした。

結果、学習にムダが多いため、毎日2〜3時間という勉強時間を費やしているにも関わらず、どんどん成績が下がるという悲惨な状態となっていました。

そこで、僕は、その子の学力を正確に把握しながら、今、その瞬間に必要なことをやってもらうようにしました。

また、この子は水泳部に所属していたのですが、レギュラー争いで「自分がレギュラーに選ばれてしまったら、頑張っている友達が可哀想」と話していました。

「頑張っている友達がレギュラーに選ばれなかったら可哀想」という想いで、この教え子は全力を出すことをセーブしてしまっていたのです。

そこで、僕は、

泳ぎがもっと上手くなって、タイムが伸びて来たら、その友達にも泳ぎ方を教えてあげたら良いじゃん!

と伝えました。

「争いたくないから」と、人に勝ちを譲ってしまう優しい性格を、良い所は残しつつ、負けず嫌いな性格を強めて行くようにしたのです。

必要があれば、性格も変えて行きます。本当の意味で、優しい人になってもらうために。

また、「負けず嫌いな性格」というのは、水泳だけでなく、受験においても大切です。「争いたくないから」と勝ちを譲ってしまっては、合格できませんので。

そうして、9月、10月、11月、12月と、その瞬間その瞬間で必要な勉強をしてもらいながら、「人に勝ちを譲ってしまう性格」を、徐々に「真正面から向き合う性格」へと変えて行きました。

そして、指導が始まってから初の塾の模試を1月に受けました。

その結果に、教え子自身も驚いていましたが、特にご両親が驚いていましたね(笑)

偏差値

4月 56.8 → 6月 49.1 → 8月 46.7 →(9月指導開始)→ 1月 61.8 という成績の変化です。

5ヶ月弱の指導で、偏差値15.1 伸びました。

中3になっても、右肩上がりで成績が伸び続ける

その後も行なっていた指導は、

  • その瞬間その瞬間で、必要な勉強をしてもらう
  • いい意味で負けず嫌いな性格に変えて行く

という2本柱が主な内容で、受験まで指導し続けました。

この子の頑張りがあってこその成果ですが、最後の方は、偏差値68台、69台を連発していました。1年半ほどの指導期間で、偏差値20以上伸びましたね。

また、この子の場合は、中2になってから偏差値10も下げた塾でしたが、(特にご両親が)「辞めるのは不安」と思い、最後まで通っていました。

僕は、塾の様子(学んでいる内容、宿題の量)も考慮しながら、指導開始から受験まで、月に1回のSkype指導を行なっていました。

必要な時に、必要なことを伝え、適切に性格も変えていく。

こういう指導を続けて行けば、月にたったの1回の指導であっても、爆発的な成長を導くことも充分可能なのです^^

高校受験が終わって

高校受験終了を期に、塾は辞めました^^

この子の高1初期の学力は、大学受験の偏差値で55程度でした。そこで、第一志望の国立医学部に合格するため、偏差値を20ほど伸ばし、偏差値75程度にする予定で指導を始めました。

高1の秋頃、この子にしたアドバイスは、

日々顔を会わせる学校の友達から、「最近、雰囲気変わったね」と言われるくらいに、日々進化しましょうね

というものです。

半年振り、1年振りに会って、「雰囲気変わったね」は、良くある話です。というのも、その人の認識は、半年前や1年前の姿なのだから、多少なりとも進化していればそう言われるものです。

そうじゃなくて、日々顔を合わせている学校の友達から、「最近、雰囲気変わったね」と言われるくらい、思いっ切り進化して行きましょう、ということです。

実際問題として、「日々顔を会わせる学校の友達から、『最近、雰囲気変わったね』と言われるくらいに、日々進化しよう!」と意識して、日々の生活を送っている高校生って、ほぼ皆無だと思うんです。

つまり、日々の生活、もっと言えば、『1秒1秒の時間の濃さ』が、その他大勢の受験生と全く異なるものになるのです。

偏差値というのは、周りと比べての相対的なものなので、周りと比べて異なる時間の濃さで過ごせば、自ずと数字として現れます。

なので、奇をてらったアドバイスをしているわけではなく、至極真っ当に、本質を捉えた上でのアドバイスをしているわけです。狙った通りに、合格するべくして合格するために。

このアドバイスがこの子にピタッと嵌り、そして、教え子が努力を重ねた結果として、高1の12月以降、全科目の総合で学年順位1桁台をキープしています。

また、この教え子は理系ですが、MARCHレベルなら高2で受験してもまず間違いなく合格できる学力になりました。というのも、高2の段階で、受験全範囲の勉強を(そこそこ高いレベルで)一通り終えてもらいましたので^^

代表・大貫裕史プロフィール

人財育成の専門家。東京工業大学大学院にて天文学系と経営学系、2つの修士号を持つ。

  • 経営学系(大学院):飛び級で1年間での短期修了
  • 東工大(学部):ほぼ全科目1位飛び級の打診
  • 一橋大(学部):経営戦略論など全て最高評価A
  • 大学受験時:河合塾で数学全国1位(偏差値80)

・ハーバード大学の合格者平均よりも高い学力
・陸上でジュニアオリンピック出場
・芸術のコンクールで県最優秀賞
と、文武芸で結果を出す指導が評価されている。

心掛けていることは、「教え子の器を大きくし続けること」です。

器を大きくし続ける理由は、小さなコップに水を注いでも、すぐに満水になって、溢れてしまうからです。

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